2009年から2012年までプチコミックで連載されていた円城寺マキ先生の漫画を、2016年にPrime Videoでドラマ化したものだそうです。

普段、私は恋愛ものはカユくなってしまうので観ないのですが、なんとなく見始めたら面白くて、結局最後まで観てしまいました。

主人公の千和は、父親が働かずギャンブルに溺れて借金まみれ、母親は亡くなっていて健気に昼も夜も働いて生活を支える女性。清野菜名さんが演じています。

そして、ある日突然千和の前に現れたイケメン、北斗から何故かプロポーズされます。

年収5000万円でイケメンなんですが、人間不信のような振る舞いで感情を表に出さない冷酷な男性。ディーン・フジオカさんが演じています。

二人は訳あって、それぞれの思惑と利害から結婚をするのですが、はじめはお互い興味なく反発しながらも、どこか似たものを感じて共感を深めていきます。

意地を張り合って素直になれなかった二人が、少しずつ本音を見せ合い、惹かれていく様子が丁寧に描かれていると感じました。

失ったものを取り戻そうとして求めてきたものよりも、最後に得たものは温かく、自分らしく、素晴らしいものだった。
そんな終わり方もほっこりとしました。

原作の漫画を後から読みましたが、ドラマとはかなり設定やストーリーが違っていました。
ドラマよりも各人物の想いや過去のできごと、人間関係が細かく描写されていて、とても面白かったです。

隙間時間に少しずつ読んでいるので、まだ読み終わっていません。楽しみに読みたいと思います。